実現：その性能クラスで最もコンパクトで、完璧に調和したシステム
「明日のオートメーションシステムは、より小型で、より強力で、よりコストパフォーマンスに優れ、より安全なものでなければなりません。産業生産の継続的な発展によって、顧客とワイドミュラーの両方に、一見して矛盾した要件が生じています。」と、ワイドミュラーのデバイス製造産業部門マネージャー、Martin Flunkertは語ります。「LTI Motion社のようなお客様と共にこういった課題に直面する中で、ワイドミュラーの完璧に適合した接続製品で大きく貢献しています」
LTI Motion社は、40年以上の経験を持つ電子ドライブと自動化技術の先駆者として傑出した存在です。複雑なドライブと動作タスクは、幅広い革新的な製品範囲と多彩なノウハウによって解決されます。LTI Motion社は、国際的なテクノロジーグループKorber社の自動化事業部門の一部です。
LTI Motion社は同社のSystemOne CMで、PLCの安全制御装置や電源装置の500 Wスイッチモード電源装置から、2軸および3軸制御装置の使用まで、あらゆるレベルでの統合を大幅に向上させました。定格電流が1.5～32アンペアのサーボドライブは、高レベルに小型化され、大きな電力を提供します。パフォーマンスクラスで最もコンパクトなシステムである理由の一つは、ワイドミュラーのBV/SV 7.62HP ハイブリッドプラグインコネクタの採用です。
ワイドミュラーのプラグインコネクタは、LTI Motion社のSystemOne CMの中でその価値を証明。幅55 mmのサーボドライブは、制御盤内でほとんどスペースを必要としません
最初のアイデアから連続生産まで、ワイドミュラーのエキスパートが常に個人的なアドバイスを直接提供してくれました。デザインインパターンが迅速に完成したため、アプリケーション内のサーボドライブのカスタムフィット接続を直接テストすることができました。
高パフォーマンスでも必要スペースは最小限
「ハイブリッド・プラグイン・コネクタの特性のおかげで75%省スペース化され、現在市場に出回っている他のシステムと比べると、決定的なメリットが得られます。同時に、電力・信号・プラグ可能なEMCシールド、という3-in-1のソリューションで、とても使い易い製品を提供できます。」と、LTI Motion社のプロダクトマネージャー兼プロジェクトリーダー、Patric Gessner氏はコメントしています。
特許取得済みのEMCシールドコネクタは、1回のプラグ操作でハウジングと直接かつ安全にシールド接続し、エンドユーザーにとっては多くの作業ステップが置き換えられ、修理作業中の貴重な時間とコストを節約します。取り付け中のミスも回避できます。
さらに、デバイスメーカーのニーズに基づいて、ハイブリッド・プラグイン・コネクタを特別なツールや、しばしば必要とされる「第三者」なしに、最も限られた場所で接続できるように、調節可能な「プッシャー」（接点が開いた状態を保つためのプラグインコネクタの作動レバー）を開発しました。
ミドルフランジを備えた BVFL 7.62HP 等のワイドミュラーの別のプラグインコネクタを使用することによって、さらにコンパクトになりましたまた、エンドユーザーには便利な「ワン・ケーブル・ソリューション」のメリットももたらします。プラグイン・ハイブリッド・コネクタとハイブリッドケーブルを介してコンパクトなサーボドライブをフィールドに接続するだけ、という簡単さです。
つながりを生むパートナーシップ
「最初のアイデアから連続生産まで、ワイドミュラーのエキスパートが常に個人的なアドバイスを直接提供してくれました。」と、Gessner氏は振り返ります。「デザインインパターンが迅速に完成したため、アプリケーション内のサーボドライブのカスタムフィット接続を直接テストすることができました。」
OMNIMATE® Power Connectorは、プッシュイン接続技術 とプラグ可能なEMCシールドコネクタでデバイスメーカーLTI Motion社のニーズを満足